学ぶ部「低学年おやこ向け性教育講座」
我が家の低学年中学年女子と一緒におやこ参加してきました。
講師は山下もえさん
初めは子ども向け。
絵本を2冊紹介してくださいました。学ぶ部「低学年おやこ向け性教育講座」でした。我が家の低学年中学年女子と一緒におやこ参加してきました。
もえさんがなぜ性教育を伝えたいと考えているのか。子どもたちもじっと耳を傾けます。
そして2冊の絵本の読み聞かせ。
〇だいじ だいじ どーこだ? 遠見才希子
〇はじめにきいてね、こちょこちょモンキー! 同意と境界、はじめの1歩 ジュリエット クレア ベル
本の読み聞かせを聞いたあと「そういえばおしりをさわられていやだったことがあったよ」と教えてくれた子も。その子はちゃんとおとなに伝えることができて
聞いたおとなも、否定したりせずに受け入れてくれたようすでした。
プライベートゾーンはみるのもさわるのもじぶんだけない方が絶対いいけれど、もしみせてっていわれたりさわられたりしたときはおとなに言ってね。はずかしいことじゃないよ。
というもえさんの静かなことばが絵本を通じて子どもたちに伝わっていったのではないかな、と思いました。
おとなのわたしは、というと。
こちょこちょモンキーの絵本がずしんと刺さりました。こちょこちょすることって子どもは笑っているけれど本当は好きじゃないかもしれない。からだが大きいおとなからされることは
もしかしたらいやだよって言いにくいのかもしれない。そういう意識を持つきっかけになる絵本でした。何事も、同意、って必要で大切。
そして子どもの時間が終わって70分間は低学年の保護者向けの講座でした。
インターネットのアダルトコンテンツが性教育の入り口になることは避けたい!ともえさん。
アダルトコンテンツは作りもので、大人に刺激的につくられたもの。ファンタジーであることを知っていることが大切とのこと。低学年であってもYouTubeなどのインターネットでのコンテンツをみていれば検索できてしまうし、みているかもしれない。フィルターをかけても外す方法だっていくらでもインターネット上にあふれています。
それならきちんと「知ること」がやっぱり大切、と感じ、そして誰から聞くのか、も大事だと思いました。10歳を超えたら、親のいうことはなかなか耳には入らなくなるし、自分から話もしなくなってくる。
親の勧めたことでさえ受け入れられなくなってくるから低学年の小さいうちから少しずつ話をしておくこと、性のことを話しやすい雰囲気を作っておくことが大切だと,もえさんも言われていました。
性教育はいやらしいことでも恥ずかしいことでもなく「生きること」そのもの。わたしは性教育講座を受けるたびにその言葉にだんだん近づく感じがしています。
参加者のT
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