フリースクール「たんぽぽの風」

学校へ行かない子どもの居場所

 週2回、毎週、月・水曜日が活動日です。

 時間は10:00~17:00。

 朝はミーティング。自己紹介はパスしてもいいです。「今日は何をする? お昼はどうする?」そのあとは、遊んだり、本を読んだり、食事を作ったりして一日過ごします。夕方になったらさよならの会をして解散。

 昼食作りなど体験重視の活動を行っています。(お弁当持参の日もあります。)他者との交流の機会の中で、子どもの心の回復を図り、自己肯定感や生きる力を身につけることを目指します。

参加に必要なもの

 ・利用料2500円 

 ・水筒

※一回の利用につき、いっぽ券一枚をを500円相当としてお使いいただけます(詳しくはいっぽ券のページを見てね)

※子どもの見守りのために参加してくださったおとなの方には、参加時間にかかわらずいっぽ券を一枚お渡ししています。

参加するには?

 まずは一度ご連絡ください。送迎は行っていませんので、自力で来てください。

 体験で過ごしてみて「また来たい」と思っていただいたら、利用者登録をいたします。保険(一年で1000円)へのご加入もお願いしていますが、他の保険に入っているなど不要であれば必要ありません。

見学はいつでもどなたでも大歓迎です。

 お気軽にお越しください。午後14:00~16:00は喫茶もオープンしています。ジュースや珈琲を飲むついでに雰囲気を感じてくださいね。喫茶の珈琲チケット(5枚で2000円)には「いっぽけん」が1枚付いています。


私たちの想い

 私たちが住んでいる春日井市には、不登校と呼ばれる学校に行けない子ども、自らの意志で学校に行かないことを選択した小中学生が1000人以上います。

 行政による不登校支援の取り組みはまだまだ少なく、施策の充実を待っているだけでは問題は解決しません。そのため、私たちは保護者とそれを支援する仲間で、日中の居場所づくりをスタートさせました。

 「あせらない、がんばらない、でもあきらめない」を信条にさまざまな事情で学校に行けない子ども、自らの意志で学校に行かないことを選択した子どもが、健全な成長をするために、主体的かつ自律して豊かな経験ができる場としてのフリースクールの運営に関する事業を行います。

なぜ居場所が必要か

 人間はもともと好奇心旺盛で活発に動くことが大好きな生き物です。40分黙ってすわって大人の言うことが「正解」とされる学校になじめない子どもたちはたくさんいます。

 学校へ行かない選択をすると、家で親と過ごすまたは一人で過ごす時間が長くなります。子どもの成長には、同世代及び異年齢の子どもたちと関わる場、社会経験の場、学びたいことを学べる環境が必要です。それが「居場所」です。子どもたちが人との交流機会の中で、あるがままの自分を受け止めてもらえる経験を重ねながら、心の回復をし自己肯定感や生きる力を身に着けることを目指します。

 また、子どもが学校に行かないことで孤立しがちになる保護者同志が共感しあい、心の安定を得て次の一歩を踏み出せるようなコミュニティ活動をしています。

 地域のかたとも交流機会を持ち、相互理解のもと、子どもたちの様々な選択を受容できる地域、多様性を認め合える優しい地域社会になりますように。

フリースクールの記録